注文住宅で利用する住宅ローンとつなぎ融資

注文住宅を建てる人の大半が住宅ローンを利用します。住宅ローンの本審査を受ける前には仮審査が行われ、この段階ではハウスメーカーや工務店が決定しなくても構いません。また、間取りに関しても案として出してもらったものを提出すれば良いので、これから変わる予定があってもその段階で分かっている情報で申請を行うことになります。本審査は、仮審査に通過しているからといって、必ずしても通過できるものではありません。

転職や借り入れ等の融資を行う上でチェックされる項目に問題があると、通らないこともあります。本審査を行う時には、既に施工会社が決定している状態です。間取りも決まっており、後は本審査に通過して着工を待つばかりです。ここまで来れば後は計画した通りに注文住宅を建ててもらうだけですので、重要なのは建てている時に何度か足を運んでプラン通りに仕上がっていることを確認することであり、チェックしている時にミスを見つけたら直してもらえます。

住宅ローンは基本的に注文住宅が完成した時に実行されます。これは土地と建物を合わせて担保にするためですが、着工金や中間金まで全て自己資金で用意できることは稀ですので、ほとんどの人たちが建物が完成する前にかかる費用を用意するためにつなぎ融資を利用するようです。つなぎ融資は家が完成するまで金利だけを支払えば良い仕組みです。分割実行という方法もあり、住宅ローンの一部を前払いしてくれます。