注文住宅で後悔しやすい点とは
注文住宅を建てた後に後悔しやすい点があり、収納は多くの人たちが失敗したと感じる部分です。生活スペースを増やしたり洗練された雰囲気を作るために収納を減らしてしまうケースが多いのですが、暮らし始めるとものをしまう場所が足りなくて出しっぱなしになり、洗練された生活とは程遠いものになります。それぞれのスペースにはどの程度の大きさの収納が必要なのかをきちんと把握し、それに見合う大きさを確保しなければなりません。想像がつかなければ、実際にしまうものを並べてみて判断します。
意外と気になるという人が多いのが寒さであり、断熱性能の高い注文住宅でも怒り得る問題です。なぜ優れた断熱性があるのにも関わらず寒く感じるのかというと、吹き抜けや高い天井になっている注文住宅が多いからです。どちらも解放感があって気持ちの良い空間にはなりますが、その分保温性が低くて光熱費もかさみます。吹き抜けを作りたい場合には、最高レベルの断熱材を取り入れたり、窓の仕様を高める等の工夫が必要です。
音が気になる家もあります。実は音は完成後では対策するのが難しいので、設計の段階で気を付けなければなりません。専門家と相談し、音により生活の質が下がるようなことはないかを確認し、緩衝室を設けることも検討する必要があります。緩衝室を設ければうまく音を遮断できるようになり、快適な空間を確保できます。
設計時には、音を隔てるものがいくつかあるのかをチェックするのが必須です。